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PRO COURSE

生活づくりの出発点は座位から

座位を改善することが以下に大切か、またその具体的な方法を専門的に学べます。特に座位改善による施設の介護スキルアップに最適なコースです。

座位改善による施設の介護スキルアップ!!

車椅子に座っているお年寄りを見るとその施設のケアの質が分かります。
滑り座り・横倒れ・前かがみにもかかわらず車椅子を使っているのは最低のケアです。

坐骨に体重がかかって座っていることを「座る」と言います。
しかし多くの人は仙骨で座っています。仙骨座りしてる人の床ずれは絶対治りません。

座位の問題は、ケアの中で言えば、その人が生活しやすいハードづくりをするということです。
床ずれは正しい座り方をしていれば治ります。
多くの人は長時間座っています。座っているのが長い人たちの姿を、より好ましい姿に近づけることの重要性にしっかりこだわってほしいと思います。

滑り座りの格好のまま車椅子をこぐとどうなるか、寝て入る風呂がどれだけ辛いか、自分でやってみてください。
人が人を介護するわけですから、ちゃんと座ってお風呂に入っていただくことをケアと言いましょう。こだわりや思いが大切です。

どんな理由をつけても拘束が認められることはありません。
人が人を頻繁に見守るしかないのです。この人にちゃんとしたお風呂に入ってほしいという思いがあることが大事です。
しかし、思いだけで入浴させることはできません。入浴の大変さはお風呂から出す技術です。座位がきちんととれていないと、風呂に入れることができても出すことができないのです。
座るということはすべての出発点なのです。


このコースで学べること

  • 食事の大切さ
  • 実践してみてわかること
  • ケアに対しての想い
  • 根拠の無いケアはない
  • ケアに対しての認識
  • 座位とは
  • 何故?の能力を高めよう
  • 食事ケアでわかること
  • 自己能力をあげるには
  • 考えのケアはケアではない
  • 全てに繋がる座位
  • 食事ケアの事例
  • 座位の事例
  • 椅子を体に合わせていく
  • どこをどう見てどう変えていくか
  • 座位の立て直し方
  • 認知症ケアについて
  • 一人ひとりと向き合うこと

介護の座位のオンライン講座


すべり座り・横倒れ・前かがみにもかかわらず車椅子をそのまま使っていたり、背中・お尻・足に座布団を当てているのは、車椅子に対する知識と技術が不足しているからです。

ある時点でうまく座れてもそれが続かないことがあります。
本人の状況が変化している可能性もありますが、座位の整え方が悪い場合もあるので、

  • 座面・巾・奥行はその人合っているかどうか
  • 背シートはその人の背中の曲がり具合に合っているか
  • フットレストはその人に合っているか

といった、車椅子を体に合わせるためのポイントを常にチェックする必要があります。

About the Instructor

安永 道生
老人保健施設ほの香療養部長 理学療法士

北海道美瑛町にある老人保健施設「ほの香」の療養部長。

九州リハビリテーション大学校卒業。理学療法士。
岡山県保健福祉部長寿社会対策室などを経て'99年から現職。
寝たきり・認知症の予防対策として実施された機能訓練事業や、保健師・ヘルパーと協働した、在宅寝たきり高齢者の生活指導活動に従事。

現在は、老人保健施設の在宅復帰施設機能を十全にすることを追求している。

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Course content

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