
日本語教師のためのコーチング基礎講座
日本語教師が明日から使える
コーチングの基礎スキル
外国人に日本語を教える日本語教師が、コーチングスキルを身につけると、学習者の自律学習が促進され、生徒の定着が高まる効果が期待できます。
この動画コースは、コーチングの資格を有しながら、日本語教育の現場で活躍された、吉田 ゆみ先生とジャパンオンラインスクール代表の小池 慶氏との対談をまとめたコースです。
「日本語教師がコーチングスキルを活かすためにはどうすれば良いか」という観点で、役立つトピックが盛りだくさんの内容です。
コーチングの基礎知識
- コーチングとは?
- Teach と Coach の違いは?
- コーチングにおける対話の仕組み
- 目標達成のイメージ
- コーチングの効果とは?
- コーチングが機能するために
- コーチングをするために必要なスキル
- コーチングのスキル(承認、傾聴、質問)
学習者タイプ別コミュニケーションのコツ
- 4つのコミュニケーションタイプとは?
- コントローラータイプ
- プロモータータイプ
- サポータータイプ
- アナライザータイプ
日本語教師がコーチングを活かすためのQ&A
- Q:明確な学習目標が見つけられない学習者に効果的な声がけは?
- Q:予習復習をしてこない学習者への効果的な注意の仕方は?
- Q:要望を聞いても「特にない」という学習者から本音を引き出すには?
- Q:初回レッスンの学習者に安心感・信頼感を持ってもらうには?
- Q:JLPT合格が目標だが試験勉強がしたくない学習者には?
動画中で、上記の質問に対して、吉田 ゆみ先生がずばりお答えします。
このコースで得られるもの
- 学習者を目標に向かって後押しするための、教師としての適切な関わり方が学べる
- 外国人の生徒と接する上での、心理的安心感が増し、学習者とのコミュニケーションの悩みがなくなる
- どんな学習者が来ても余裕を持って接することができるようになる
- 学習者の自律学習を促進できるようになる
- 学習者の定着率を向上できるようになる
こんな方にオススメ
- コーチングについて基礎的なことを知りたい方
- 日本語教師としてプラスになるスキルが欲しい方
- 日本語学習者の中級者、上級者を担当するときのコツを知りたい方
- 外国人の日本語学習者とのコミュニケーションに悩んでいる方
※ コーチングの基礎を学ぶ講座ですので、すでにコーチングについて充分理解されている方、より実践的な内容を知りたい方には本講座はオススメいたしません。そのような内容に興味がある方は、より専門的な講座や吉田先生の対面セッションをオススメします。
単にコーチングスキルをお伝えするのではなく、日本語教師にとって役立つコーチングスキル、という観点で解説されていますので、日本語教師としてスキルアップしたい方、生徒の定着率を上げたい方に特にオススメです。
About the Instructor

英会話スクールに通ったことをきっかけに様々な講師と出会い、異文化交流と語学に興味を持つ。同時に、世界の国々のことが知りたくなり、トルコ、イタリア、メキシコ、中国、インド、スリランカに加え、東南アジアの国々を旅する。マーレーシアの農村でボランティア日本語教師として教えた経験もあり。
2000年、外国人に日本語を教える仕事に強く惹かれ、日本語教師養成講座に通い、日本語教育能力試験に合格。留学生向けの日本語学校に2年半勤め、クラス授業を経験する。
その後、社会人向けの学校に転職。少人数のグループレッスンとプライベートレッスンを担当する。この頃から、個別の会話力を伸ばすレッスンに重点を置くようになる。
OPI(会話力を測るインタビュー)の研修に参加。会話力の上達に効果的な質問力のスキルを習得。
2011年、教師向けのコーチングセミナーに参加、学習者とのコミュニケーションにコーチングが有効であることに気付く。日本コーチ連盟の門をたたき、コーチングのトレーニングを積み、コーチング・ファシリテーターの資格を取得。
コーチングにより「個性を活かす」ことの重要性知り、教育学・心理学・カウンセリングに興味が芽生え、放送大学の「教育と心理学科」で学ぶ。
さらに、日本語の学習を通して、学習者のキャリア形成・自己実現をサポートしたいと思ったことから、キャリアコンサルティングを学ぶ。
2019年 第12回キャリアコンサルタント国家試験に合格。日本人と外国人財がお互いを活かして働く環境づくりを支援する。
日本語教師としての経験18年で現役の教師。
■資格
国家資格 キャリアコンサルタント合格
JCAT 日本コーチ協会東京 正会員
銀座コーチングスクール 認定プロコーチ
日本コーチ連盟 コーチングファシリテーター試験合格
日本語教育能力検定試験合格
Course content
Section 1:イントロダクション | ||||
1 | イントロダクション | Preview | 3:12 | |
Section 2:コーチングの基礎知識 | ||||
2 | コーチングとは | Preview | 2:09 | |
3 | コーチングにおける対話の仕組み | Preview | 2:53 | |
4 | コーチングの効果とは | Preview | 3:10 | |
5 | コーチングのスキル | 1:19 | ||
6 | 承認 | 3:44 | ||
7 | 傾聴 | 5:19 | ||
8 | 質問 | 10:16 | ||
Section 3:学習者別タイプ別コミュニケーションのコツ | ||||
9 | コミュニケーションタイプ | 1:52 | ||
10 | コントローラー | 2:03 | ||
11 | プロモーター | 1:47 | ||
12 | サポーター | 2:17 | ||
13 | アナライザー | 1:05 | ||
14 | 4つのタイプ | 6:30 | ||
15 | 日本語教育の現場での活用方法 | 3:37 | ||
Section 4:日本語教師がコーチングを活かすためのQ&A | ||||
16 | 明確な学習目標が見つけられない学習者に効果的な声がけ | 3:05 | ||
17 | 予習復習をしてこない学習者への効果的な注意方法 | 2:36 | ||
18 | 要望を聞いても「特にない」という学習者から本音を引き出す | 1:40 | ||
19 | 初回レッスンの学習者に安心感・信頼感を持ってもらう | 4:45 | ||
20 | JLPT合格が目標だが試験勉強がしたくない学習者には | 2:50 | ||
Section 5:まとめ | ||||
21 | まとめ | 2:25 |