Lecture 2:

1日目 プロローグ

Lecture Content


コウノトリ薬剤師・うえじままゆです。

産前カラダリズムメソッド 月経リズム編 1日目 プロローグをお送りします。よろしくお願いいたします。

テキストも4冊目、後半です。順調な方だとスタートから約3ヶ月が過ぎた頃ではないでしょうか。そろそろ何か体調や気持ちの変化が出始めてる方もいるのではないかと思います。是非、小さなことでも構いませんので、こんな変化があったということをご連絡いただけるととても嬉しいです。

さて、今回からは月経リズムについて、妊娠に関わる女性ホルモンのこと、女性の体の仕組みについて一緒に見ていきたいと思います。

その前に、今のあなたの月経リズムについて見てみましょう。皆さんはカラダリズムダイアリーをつけていますか? つけてない方は是非、今日からで構いません。つけていきましょう!

今回チェックするのは、カラダリズムダイアリーの中でも、基礎体温グラフと気分グラフになります。基礎体温と気分。実はとっても関係があるのです。その事については次回以降でゆっくりとお伝えしてまいります。

まずは、毎日同じ時間帯の体温と、朝と夜の気分を直感で記録していきましょう。基礎体温については、このように日にちごとに体温を書く欄がありますので、前と同じ時間に計るようにしましょう。理想は目が覚めてから起き上がる直前、寝た状態で測ったものが、本来基礎体温と呼ばれる物ですので、目覚めて起き上がる前の体温を、毎日可能ならば同じ時間に測ったものを記録していきましょう。

もし朝測るのは難しいという場合は、寝る直前、ベッドに横になって暫くして、呼吸してリラックスした状態で測るようにしましょう。そのまま静止していただくのがいいです。その場合も是非同じ時間に計るようにしましょう。その時に測った記録を是非ここに記載してください。もしお時間ある時、余裕がある場合は、横に棒グラフとして記録しましょう。やはりグラフにした方が目に見えてわかりやすいのでお勧めです。

また生理、月経が起きた時にご自身のに分かりやすいマークで、いつからいつまであったでも記録しておきましょう。

気分のグラフです。朝起きた時と夜寝る前に、直感で構いません。ご自身の今の気持ちはどんな状態かなというのを

・「0」が気分が沈んでいる

・「5」は気分がいい

というように5段階で表した場合、どこにどこの数字が当てはまるかということを、直感で構いませんので記録していきましょう。こちらも朝と夕で書く欄がありますので、記録してください。そして時間がある時に、グラフ・棒グラフにして可能ならば色を分けていただいた方が、朝と夕方の区別がつけやすいので、色を分けて記録してみてください。そうすることで、基礎体温のグラフと気分のグラフとでパッと比べた時に、何か気づきがあるかと思います。

中には、基礎体温をグラフにすることで一喜一憂してしまう方もいらっしゃるかもしれません。そういう場合は無理につける必要はありません。しかし先ほどからお伝えしているように、グラフにして目に見える形にしておいた方が分かりやすいことがありますので、つけることをお勧めします。グラフにしていなくても、体温を測る習慣だけは、可能ならば続けて頂きたいと思います。後々グラフにする機会がある場合に、やはり数値として残っいてる方がグラフにしやすい、という理由があるからです。詳しいことは次回以降にお伝えしてまいります。

まずはご自身の今の状態、ここ一か月ぐらいを記録してグラフにしてみましょう。お疲れ様でした。