Lecture 1:
はじめに
Lecture Content
皆さん、本講座をご受講いただきありがとうございます。
「3年たってもスッキリ片付く引っ越し準備講座」始めます。講師を努めさせていただきますのは、私、引越しオーガナイザーの門野内絵理子と申します。よろしく、お付き合いください。
はじめに、私の自己紹介を簡単にさせていただきます。
育休ママに向け、入居3年たってもすっきり暮らせる片付けのアドバイスをさせていただいております。
家中の荷物が見直せる引越しは、お片付けのチャンスです。引越し11回の経験と整理収納のプロの視点から、あなたのなりたい暮らしをお手伝いしております。
それでは、早速講座にに入りましょう。皆さんが引越しに抱いてるイメージってどのようなものがありますか?例えば、
・引越しの手順がわからない
・入居しばらくすると散らかる
・開梱が進まない
・荷物が減らせない
・全部運び込んで新居も満杯
・家族が手伝ってくれない
お心当たりございますか?これらを、解決するためには何が必要なんでしょうか?
それは、引越し前の準備です。引越しは段取り八分でスムーズに進めることが可能です。まずは、それぞれの解決策についてご説明していき、その後、より詳しい全体の流れと手順をご紹介していきます。
解決策1 引っ越しの手順がわからない
やることが何か分からなかったり、やり方が分からなかったりすると、不安な気持ちでソワソワして、二度手間・三度手間になるのが嫌で、何だか面倒に感じてしまったり、これも全体の流れと作業の流れを把握していれば、段取りがわかってくると安心してできるようになるかと思います。では、何から始めるのか、より詳しい内容を後ほどお伝えしていきます。
解決策2 入居後しばらくすると散らかる
モノの住所を決めて、片付けやすい導線を用意することが大切です。引っ越した当初はすっきりしているんですけども、ダンボールが開いてしばらく生活していくうちに物が散らかり始めて、そんなご経験ある方いらっしゃいますか?
このような場合は、モノの置き場・モノの住所をきちんと決めてあげることで、解消できます。入居した時に、とりあえず収納に入れただけ、置き場があやふやになってきてしまうと戻す場所がわからなくなってきてしまって、日々の生活の中でどんどん乱れてくることがあります。では、どのようにして物の置き場を決めていくのか、この後、もっと詳しくお伝えしていきます。
解決策3 開梱が進まない
梱包する時の一手間が大事です。すぐに使うものが分かる、中身が何か分かる、新居での置き場を記載しておく、このような工夫によって荷物開ける時の面倒くささを解消することができるかと思います。
そして、引っ越しの中でよく寄せられるお悩みなんですが、
解決策4 荷物が減らせない
「捨てる」から始めないことが大事です。必要なものから選んで行って、新居でどんな風に暮らしたいのか、イメージしながら選んでいくことをお勧めします。では、どんな暮らしをしたいのか、どんな風に選んでいくのか、より詳しい解説はこの後続きます。
解決策5 全部運び込んで新居も満杯
いつか使うかも?とりあえず持って行こう、というものは意外と使わなかったりします。是非、お気に入りだけを厳選して新居に運び込むようにしましょう。
解決策6 家族が手伝ってくれない
手伝ってもらえない理由は、きっと色々あると思うんですけども、ここでお勧めしますのは、家族への依頼が明確であること。どの部屋をどんな風に片付けてもらいたいのか、具体的にお願いすることで、ご家族もスムーズにお手伝いができるようになります。
そのためには、まずご自身がどの部屋をどんな風に使いたいのか、段取りが分かっていることが大事になります。これらも、この後より詳しくお伝えしていきます。
そして、このような引っ越しのお悩み、事前の準備が大事になるということが少しでもお分かりいただけましたでしょうか?新居が3年経ってもすっきり片付くには、事前の準備で作業の手順が分かっておくということと合わせて、どんな暮らしをしたいのか、理想の暮らしをイメージしていくことも大事になります。
荷物を右から左に移動するだけではない、新居がすっきり片づく、理想に合わせて暮らしが可能になる、そんな、お引っ越しをしてきたいですね。
では、本講座でお伝えする引っ越しの手順です。大きく、1〜6までございます。
1、採寸を細かく
2、運ぶものを選別
3、物の配置を決める
4、収納プランニング
5、梱包手順を考える
6、搬入支持を分かりやすく
これら、1〜6はそれぞれに影響してきます。1で採寸の細かくすることによって、3、4の収納のプランニングを決めたり、物の位置を決める時にサイズが分かっているのでスムーズになります。そして、2で運ぶものを選別することによって、収納を考える時にもどこに何を入れるのか持ち物が分かっていますので、スムーズになります。
そして、3で物の配置を考えておくことによって、6番の搬入指示を作る時にも、どこに何を置くのかということがあらかじめ分かっているので、スムーズになってきます。
そして、収納のプランニングを考えてあることによって、どの部屋に何を入れたいのか、どの収納に何が収まるのか、梱包手順を考える際にも役立ってまいります。
1〜6、それぞれがお互いに欠かすことができない大事な要素になってきます。では、これら1〜6の内容をより詳しくお伝えしていきます。