Lecture 35:
ディスプレイ広告における自動入札戦略
Lecture Content
この動画では、ディスプレイ広告における自動入札戦略について説明していきたいと思います。
自動入札機能を活用すれば、入札に割く時間を減らしつつ、的確なデータに基づいて入札単価を設定できます。このような感じでオークションごとの自動入札単価調整ができたり、検索語句単位での順応型学習機能、幅広いシグナルとシグナルの組み合わせに基づく分析と書いてあるのですけども、こんな感じでいろんな要素があります。
やっぱり、ひと昔前までは担当者がベタ張りで時間帯によったり、地域設定、検索語句、そういったところの取れたデータを元に設定したり、後は入札単価を引き上げたり、引き下げされたり、そういったことを手動でやってたんですけれども、とてもじゃないですが消費者行動パターンが日々変化していく中で、色々な要素を読み取って手動で入札単価を引き上げたり下げたりするのが、どうしても限界値があるというところで、Google広告、その他の運用型広告というのは、この自動入札機能というのがかなり発展してきています。
いわゆる、これが機械型学習をしていく中で、色々な要素、いろんなデータを読み取って、引き上げたり引き下げたりしてくれるというところなので、こういったものを活用することによって、自社の、自身の目標達成するために高い費用帯効果を出すための機能だと捉えていただければと思います。
どういったロジック、データを読み取って自動入札戦略を取ってるのかという細かい説明に関しては、Googleが公式で発表しているページサイトがありますので、そこを確認していただけたらと思います。ここの詳細が一番下に書いてあるURL「https://goo.gl/JF9LUA」こちらを大変お手数なのですが、サイトで確認していただけると幸いです。
一覧にしてみました。ディスプレイ広告における自動入札戦略というところで、現状だとこのような戦略が取れるという風に、記させていただきました。他の動画でも何度かお伝えしてる通り、時期とかアカウントによっては選べる入札戦略っていうのが増えたり減ったりしてるかと思うんですが、その辺をご考慮いただききながら、一つ確認していただければと思います。
この中でよく使うのは「クリック数の最大化」だったり、後は「コンバージョン数の最大化」だったり、「目標コンバージョン単価」「目標広告費用帯効果」そういったところを段階を分けて使っていくものだと思われます。この辺は業種業態や日予算によって、どの戦略を選ぶのかというのは変わってくるので、一概にこれが良いとは言いづらいのですけれども、弊社が店舗ビジネスなどの運用代行する際には、半径や商圏が限られてるのでクリック数の最大化、そういったものを使ったりしています。
日本全国商圏の物販通販、後はサービスの提供だったりする時は、コンバージョン数の最大化から目標コンバージョン単価、そして目標広告費用帯効果、そういったものを選びながら、入札戦略を変えながら、日予算を徐々に上げていったり、キャンペーンを分けて配信したり、そういう風にしながら運用したりしています。
細かい入札戦略の説明というものは都度、見返しながら確認していただけばと思うんですけども、後はどこまで適用されるかという範囲も一覧にさせていただきましたので、確認しながら運用進めていただければと思います。
クリック数の最大化なんですけども、先ほども、お伝えさせていただきました。予算内でクリック数を最大化できるように、クリックしてもらうためサイトにアクセスを集めたい。そういった時は、このクリック数の最大化戦略を選ぶことによってそういった人に対して、広告を強めに配信するという設定になります。
検索ページの目標掲載位置。とにかく上位に広告を表示させたいだとか、そういったブランディング目的の場合は、この入札戦略を選ぶと良いかと思います。この拡張クリック単価は、キーワードだったり、広告グループだったり、そういったところでキャンペーン設定することができます。
ここにも書いてある通り、コンバージョンに繋がる可能性が高いクリックに対して、入札単価が引き上げられたり、可能性が低い単価に関しては引き下げられるというような感じで、拡張して入札単価を選ぶか選ばないか、というところなんですけれども、この辺は弊社のやり方で言うと、最初は手動で個別のクリック単価で設定し、拡張クリック単価のチェックボックスを外しながら、手動で入札をしながら、運用をしてくんですけども、ある程度データが取れ始めましたら、拡張クリック単価にチェックを入れたりだとか、クリック数の最大化、そのように設定を変えながら運用してくようなスタンスを取っております。
なので、これも何度もお伝えしている通り、日予算の予算間に合わせて、うまく活用していただければと思います。
そして、目標コンバージョン単価です。これぐらいの獲得単価で取りたいだとか、いわゆるこれぐらいの目標CPAで取りたいといったものが事前に分かってるようであれば、設定していただいてもいいですし、ここにも書いてある通り、Googleが推奨する目標コンバージョン単価、そういったものが、ある程度運用していく中で、通知で教えてくれますので、そちらを設定してもいいかと思います。
推奨されるコンバージョン単価よりも、低めに設定するとあまり機能しない場合がありますので、なるべく余裕を持って設定してあげるとデータが溜まり、機械学習が進むようになりますので、その辺を考慮しながら設定していただければと思います。