Lecture 2:
Java言語の概要
Instructor: 井上 博樹
Lecture Content
Java言語について詳しく見ていきましょう。
Javaとは、プログラミング言語のひとつです。コンピュータープログラムの動作については次のレッスンで詳しく見ていきます。
1995年に旧サンマイクロシステムズ社から公開された言語のひとつです。最初は家電をターゲットとしていましたが、現在ではスマートフォンやサーバーサイド、また家電製品などで動作をしています。無料で入手できますので、お金をかけずに勉強して様々なプログラムを作ることができます。
例えばどれぐらいの数で使われてるかというと30億台以上のスマートフォンや携帯電話。スマートカードと言われるコンピューターのチップを埋め込んだクレジットカードや、銀行のカードが56億以上で使われています。そして、皆さんのご自宅にあるような全てのブルーレイディスクプレーヤー。こうしたさまざまなデバイスでJava は使われています。
さらに会社で使われている97%のコンピューター、また家庭の90%程度のコンピューターで Javaで書かれたプログラムが動作してると言われています。
Java 言語を使うことで可能なこと
・スマートフォンなどで動作するモバイルアプリを作ることができるようになる
・サーバーサイドプログラムと言うオンラインでのWebサービスを作ることができるようになる
・家電などで動く組み込み型プログラムと呼ばれるコンピューターのプログラムを作ることができるようになる
また近年ではInternet Of Things (モノのインターネット) のようなインターネットとハードウェアの融合、こうした様々な分野でJava言語で作成したプログラムを使うことができます。