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Lecture 1:

ケーススタディ 1 生活の中での AI

Instructor: Grow with Google

Lecture Content


私はこの講座を担当させていただきます Google 合同会社の佐藤一憲と申します。

Googleの中でも「Google Cloud チーム」というクラウドサービスのチームに属していて、デベロッパーアボドケイトという、所謂エバンジェリストの仕事をしています。

様々なイベントや勉強会等にお伺いして、弊社の製品やテクノロジーの話をしています。特に私は、データ分析ツールや機械学習の技術についてお話しする仕事をしています。


まず「第1章 AI と機械学習」を学んでいきたいと思います。


 AI というキーワードを皆さんもよく聞かれると思いますが、それが生活の中でどんな風に使われているか、浸透しているのかという実際の例を見てみましょう。


 AI は「artificial intelligence」、つまり日本語で言うと人工知能という意味です。


私はいつも「この人工知能には知能はない」という話をします。どういうことかというと「知能」と言うとやはり人間のように、常識を持っていて意識もあり、色々考えて…ということを想像してしまうと思うのです。今の技術は全くそこまで達していません。


では何ができるか?


これまでの IT システムコンピューターがいまいち賢くなかったところを、もう一歩賢いことができるようにするというのが、Google が目指している AI 技術です。


Googleでは既に、この AI を使ったサービスというものを数多く提供しております。

例えば、皆さんが一番広くお使いいただいているのが、おそらく「Google 検索」になります。キーワードを入れると、検索結果がランキングで順番で出てきます。その順番を決めるために色々な指標情報が使われていますが、その中の重要な情報のひとつとして「AI が考える順番」というのが入っています。2015年以降 AI が導入されています。


その他「Android」ですとか「Google マップス」「 Gmail Chrome」など、Google のあらゆるサービスで既に AI が導入されています。皆さんの身の回りでも、例えばスマートフォンやスマートスピーカーといった、AI を活用したサービス製品というものがすでに身の回りに普及している状況になっています。


いくつか例をご紹介しましょう。

例えば「Gmail」です。メールのアプリケーションであるこのアプリには、今「スマートリプライ」という機能が付いており、メールのやり取りの文章の内容を理解しようとしています。

そして、その内容に応じて返信を自動生成するのです。

画面の下の方に三つほどボタンが出てきて、そのボタンの中に、例えば「ありがとうございます」や「いいえ結構です」など、そういった自動生成された文章が入ってきます。

更に、そのメールのやり取りの相手がビジネスの相手お客様であれば、ですます調で文章を作り、友達や家族であれば「そうだよ」や「違うよね」といったくだけた文章で文章を作ります。

他にも、例えばダイレクトメールのようなメールであれば殆ど自動生成しない、といった形で、AI がそのメールの内容にふさわしい自動生成を行うという機能になっています。

実はこのGmail アプリケーションで行われている返信の12%以上が、既にこの「スマートリプライ機能」によって文章が作成されている、という事で、人間もメールの文章を書かなくなりつつあるというような状況になっております。


次に「Google 翻訳アプリ」。こちらも、スマートフォンのアプリを使い、例えば英語の文章を入力すると、それが日本語に翻訳されて表示されるという機能を提供しています。これも裏側では AI が働いています。

AI が導入されることによって、翻訳された文章が非常に自然な翻訳になり、精度が格段に向上しています。


次に「Google フォトというアプリケーション」。こちらを使うと、スマホで撮った写真に自動的に何が写っているか?というラベル付けが行われるという機能があります。

少し前であれば、皆さんはパソコンやスマホで、自分で撮った写真のラベル付けを手作業でで行っていた方も多いと思いますが、Google フォトのアプリを使えば、 AI が何が写っているかを判断してくれるのです。

例えば「これはボードが写っている」「花が写っている」「誕生日の写真」などのラベル付けをしてくれます。 


ここまでは、Google の色々なサービスにおいて、AI がどのように使われているのかの事例をご紹介しました。次は、世の中の皆さんが AI をどのように活用されているのかという事例を紹介したいと思います。