Lecture 37:
マリア・ルイサ(サグレラス)
Lecture Content
サグレラスのマリア・ルイサです。
演奏アドバイスに「南米の作曲家らしい美しいメロディーを作品です。三拍子で歯切れよく演奏しますが、抑揚など強弱をしっかりつけて演奏するとより良い演奏に繋がります、とあります。
一番最初のアドバイスとしまして「1小節の運指はいくつか考えられますので色々と試してみましょう」ということです。これ普通に弾きますとローポジションでこうなります。
という風に弾くのが一般的なんですが、私が実際ビデオの中で弾いてるのはここを使っています。
はいこれ殆ど左手、第5ポジションだけで演奏できています。これは5弦の7フレットを3番の指で弾くところから始まり、5弦の7フレット、2弦の開放弦、3弦の5フレットから一番の指で5フレットをセーハしてしまいます。
そしてド・ミ・ラと弾きます。後は同じですね。
この他にも、やりようによりましては他の所を押さえても弾くことができます。これは運指をつける方が、弾きやすいように運指をつけて弾いてみましょうということです。
そして14小節のこれは、ローマ数字の1と10を組み合わせてるんですけども、1が10の左側に来ますと、9というポジションを表します。ギターの楽譜でポジションを表す数字にローマ数字がよく使用されますので覚えておきましょう。
14小節のところは第9フレットです。第9フレットに1番の指があるような位置という意味です。ここはこういう風に抑えましょう。
1番の指が概ね9フレット辺りにあるようなポジション。これは第9ポジションと言います。
演奏アドバイスの最後のところですが、15小節数は左2指と4指はそのままで1だけ動かして演奏します。1番の指だけ動かすということです。
こういうところに注意してサグレラスのマリア・ルイサの練習をしていただければと思います。


